投資における自分の「リスク許容度」を知る

投資における自分の「リスク許容度」を知る

投資をするにあたり、自分のリスク許容度を踏まえて行動する必要がある。「リスク許容度」とはなにか?「自分のリスク許容度」はどうなのかを知る。

リスク許容度とは?

リスク許容度の定義

「リスク許容度」 = 
投資した際のリスクにどれだけ耐えられるかを測る指標。
資産が目減りした場合、どれくらいまで耐えられるか?
どれくらいの損失まで耐えられるか?

リスク許容度は人により全く違う

投資で1円も損失をだしたくない人もいれば、一時的に100万円の損失をだしても気にならない人もいる。

 

リスク許容度は、精神面(性格)と経済面で概ね決まる。

 

自分のリスク許容度を知った上で資産配分を考える。
【例えば】
預貯金40%、株式20%、債権40%とするなど。

 

当然ながら、リスク許容度が高く、リスクをとった資産配分をした場合の方が、運用利回りなどリターンを高くする可能性が上がる。
(リスクは高い分、損をする可能性も上がる)

リスク許容度を知るための要素

リスク許容度を測る項目がある。
代表的な項目をあげる。

  1. 年齢
  2. 若いほうがリスクが取れる。
    仮に損をしてマイナスになっても、取り返せる時間があるから。
    逆に退職が近い人や、退職した人は、一般的にリスク許容度がは低い。

  3. 資産や年収
  4. 資産や年収が多いほどリスク許容度は高い。
    経済的に余裕があるほど、投資に回せるお金が多い。

  5. 生活費
  6. 生活費が低いほど、リスク許容度は高い。
    生活費が低いほど、経済的に余裕ができやすいので、投資に回せるお金が多くなる。

     

    逆に、資産や収入が多くても、生活に費やすお金が多い場合、リスク許容度は低くなる。

  7. 家族(養う人)
  8. 子どもや扶養など、養う人が多いほど、リスク許容度は低くなる。
    仮に家族全体の収入や資産状況が高ければ、年収が低くても、投資に回せるお金が多くなるので、この限りではない。

  9. 性格
  10. これは数値では一概に測れないが、リスク許容度を考える際には重要な項目。
    些細な事でも気になる心配性の人。大雑把で小さいことは気にならない人。など様々。
    投資をするに際し、自分の性格について思い返すなどすると良い。

  11. 投資経験
  12. 経験値がある方がリスク許容度は高くなる。
    知識や対応能力があがるため、自信がついてくる。

     

     

    リスク許容度は、高いほうが良い・低いほうが良いというものではない。

     

    あくまで投資は自己責任。
    自分が納得する投資活動をするために、自分のリスク許容度を知る事が必要。

     

自分のリスク許容度を測定してみる

リスク許容度を測るテストもあるので、試してみて参考にするのも良い。

 

あなたのリスク許容度診断テスト
一般社団法人
全国銀行協会HP