「リスク許容度」 =
投資した際のリスクにどれだけ耐えられるかを測る指標。
資産が目減りした場合、どれくらいまで耐えられるか?
どれくらいの損失まで耐えられるか?
投資で1円も損失をだしたくない人もいれば、一時的に100万円の損失をだしても気にならない人もいる。
リスク許容度は、精神面(性格)と経済面で概ね決まる。
自分のリスク許容度を知った上で資産配分を考える。
【例えば】
預貯金40%、株式20%、債権40%とするなど。
当然ながら、リスク許容度が高く、リスクをとった資産配分をした場合の方が、運用利回りなどリターンを高くする可能性が上がる。
(リスクは高い分、損をする可能性も上がる)
リスク許容度を測る項目がある。
代表的な項目をあげる。
若いほうがリスクが取れる。
仮に損をしてマイナスになっても、取り返せる時間があるから。
逆に退職が近い人や、退職した人は、一般的にリスク許容度がは低い。
資産や年収が多いほどリスク許容度は高い。
経済的に余裕があるほど、投資に回せるお金が多い。
生活費が低いほど、リスク許容度は高い。
生活費が低いほど、経済的に余裕ができやすいので、投資に回せるお金が多くなる。
逆に、資産や収入が多くても、生活に費やすお金が多い場合、リスク許容度は低くなる。
子どもや扶養など、養う人が多いほど、リスク許容度は低くなる。
仮に家族全体の収入や資産状況が高ければ、年収が低くても、投資に回せるお金が多くなるので、この限りではない。
これは数値では一概に測れないが、リスク許容度を考える際には重要な項目。
些細な事でも気になる心配性の人。大雑把で小さいことは気にならない人。など様々。
投資をするに際し、自分の性格について思い返すなどすると良い。
経験値がある方がリスク許容度は高くなる。
知識や対応能力があがるため、自信がついてくる。
リスク許容度は、高いほうが良い・低いほうが良いというものではない。
あくまで投資は自己責任。
自分が納得する投資活動をするために、自分のリスク許容度を知る事が必要。
リスク許容度を測るテストもあるので、試してみて参考にするのも良い。
あなたのリスク許容度診断テスト
一般社団法人
全国銀行協会HP