株式投資の概要(基礎知識)初心者向け

株式投資の概要(基礎知識)初心者向け

株式投資の概要(基礎知識)初心者向けの説明文

株式投資とは?

株式投資 = 株式を購入したり売却したりする事。
株式 = 企業が事業活動に必要な資金を調達するために、出資者(株主)を募る目的で発行するもの。
株主(投資家) = 株式を売買する人。出資者。

 

株式投資をするには、証券取引所に上場している株式を証券会社を経由して売買する
そのため、証券会社で証券口座を開設する必要がある。
※実践編で説明。
証券取引所 = 株式はもちろん、債権や投資信託などの金融商品を売買する所。
全国に4箇所ある。(札幌・東京・名古屋・福岡)※後述

株式投資のメリト・デメリット

株式投資のメリット

 

株式を購入することで、企業から配当金などを受け取れる。(インカムゲイン)
株価の値上がり益を享受することができる。(キャピタルゲイン)
日本の企業の場合、「株主優待」がある場合もある。

 

株式投資ののデメリット

 

企業の業績悪化や倒産などで、株価が値下がりした場合、損をするリスクがある。

 

 

投資は自己責任。
誰のせいにする事もできない。
メリットとデメリットを踏まえた上で、自分のリスク許容度の範囲内で投資をすることが重要

日本の株式市場の種類

日本の株式市場(証券取引所)4個所

東京証券取引所(東証)」=日本最大3900社以上が上場。有名企業。
札幌証券取引所(札証)」=61社が上場。北海道の企業。
名古屋証券取引所(名証)」=280社が上場。東海地区の企業。(東海以外も上場)
福岡証券取引所(福証)」=108社が上場。福岡中心の九州の企業。

 

このうち、「東証」にある株式市場が次。

東京証券取引所(東証)にある4つの株式市場

プライム市場」=「安定的かつ優れた収益基盤・財政状態を有する」企業。グローバル展開企業。
スタンダード市場」=プライム市場よりも株主数、流通株式数などが少ない。国内展開企業。
グロース市場」=今後、高い成長が期待できる企業。ベンチャー企業や新興企業。
TOKYO PRO Market」=プロの投資家向け。

海外の株式市場の種類

米国の株式市場(証券取引所)

「ニューヨーク証券取引所」(NYSE)
「ナスダック」NASDAQ
この2つの証券取引所だけで、世界の株式の時価総額の40%以上を占める。

中国の株式市場(証券取引所)

【中国本土】→「上海証券取引所」・「深セン証券取引所」
【香港】→「香港証券取引所」

 

銘柄コード・ティッカーシンボルとは?

いずれも、上場企業銘柄にわり振られている、ユニークな数字やアルファベットの番号のこと。

 

銘柄コード=日本の各上場企業銘柄に割り振られている番号のこと。
【日本株市場】の場合、上場株式には4桁の銘柄コード番号がついている。
上2桁は業種を表す。
※2024年1月1日以降の上場企業ではアルファベットとの組み合わせとなるものもある。

 

ティッカーシンボル=欧米の各上場企業銘柄に割り振られているコードのこと。日本の銘柄コードに相当する。
【米国株市場】の場合、個別株・ETFともにアルファベット1~4文字程度で表記。

 

そして、一般の投資家は、証券取引所に上場しているこれらの企業銘柄の株式を証券会社を経由して売買することができる。