個別の株価の事ではなく、複数の個別銘柄の株価を平均化して、数値にしたもの。
つまり、多くの企業の株価の詰め合わせパックを、数値化したもの。
その株価指数の構成銘柄の変動が分かるので、市場全体がどのような傾向で動いているのかが分かる。
指数は複数の企業の株価を数値化したものなので、そこに投資するという事は、その企業の数に分散投資するという事。
数値化の方法は、時価総額加重平均などそれぞれの方法で算出する。
東京証券取引所プライム市場上場銘柄から選定した225銘柄の平均株価。
そのため、「日経225」とも呼ばれる。
株価が高い銘柄の影響を受けやすい。
TOPIXとともに、日本の株式市場を把握する代表的な指標。
銘柄は定期的に入れ替えが行われる。
算出方法は「株価平均型」
ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、ダイキン工業、KDDI、ファナック、信越化学工業、テルモ、TDK 2023.5現在
「Tokyo Stock Price Index」の略語。
プライム市場に新規上場する銘柄(2,137銘柄)。
大型株から中小型株まで幅広い多様な業種の銘柄で構成。
国内株式の投資信託やETFのベンチマークとして、最も多く使われる。(日経平均株価よりも)
算出方法は、「浮動株時価総額加重型」
トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ソニーグループ、日立製作所、三井住友フィナンシャルグループ、東京エレクトロン、キーエンス、三菱商事、リクルートホールディングス、三井物産 2024.6.28現在
2023年11月6日に東証マザーズ指数から、東証グロース市場250指数に名称変更。
日本の株式市場を代表する指数のひとつ。
主にグロース市場に上場する国内株式を対象とする指数。
新規上場から数年以内の若い企業が多く、急成長に期待できる。(その分リスクも高い)
算出方法は、「時価総額加重平均型」
メディネット、オンコセラピー・サイエンス、アンジェス、FHTホールディングス、CYBERDYNE、ソレイジア・ファーマなど。
・・・・の順で指数の変動が大きい。
ダウ・ジョーンズ工業株価の事。
30社で構成。(算出方法=ダウ式修正平均)
(ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している米国企業の普通株式など)
銘柄数が30社と少ないため、株価が高い銘柄の影響を受けやすい。
■大型株
■代表銘柄
ユナイテッド・ヘルスグループ、マイクロソフト、ゴールドマン・サックス・グループなど
約3400社で構成。(算出方法=時価総額加重平均)
■新興企業の成長株
■主な業種
情報技術56.8% 一般消費財・サービス18.1% ヘルスケア7.5%
■代表銘柄
アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど
約500社で構成。(算出方法=時価総額加重平均)
米国株式市場の時価総額の約80%占める。
■大型株
■主な業種
情報技術29.8% 金融13.0% ヘルスケア12.5% 一般消費財・サービス10.6%
■代表銘柄
マイクロソフト、アップル、エヌビディアなど
100社で構成
金融業を除く米国内外の主要企業。